起立性調節障害の頭痛を家で対応する方法は?

最近小学生から高校生の間で、起立性調節障害になり、頭痛が酷く朝起きられなくて学校になかなか行けていない子が多く来られます。

来られた方みな、「すごい頭を痛そうにしていて何とかしてあげたいのですが…」と言われるので、なぜその状態になってしまうのかとセルフケアについて話していきたいと思います。

起立性調節障害にこれって当てはまる?

病院で診断を受けた子ならなぜ頭痛が出ているのかわかると思いますが、まだ診断を受けていない子だと、ただの頭痛なのか不安だと思います。

まず、知っていてほしいことは、普通の頭痛と起立性調節障害の頭痛は全く違うものになります。頭痛が出ているだけでは、これって起立性調節障害になっているかわからないと思います。

起立性調節障害は、小児から思春期の子に多いので、一回どのような症状が当てはまるのかチェックしていただくと良いと思います。

チェック項目

  1. 立ちくらみ、あるいはめまいを起こしやすい
  2. 立っていると気持ちが悪くなる
  3. 頭通
  4. 朝なかなか起きられず午前中は調子が悪い
  5. 食欲があまりない
  6. .乗り物に酔いやすい
  7. 倦怠感あるいは疲れやすい
  8. 学校を休むと症状が軽減する
  9. 気にかかっていることを言われると症状が悪化する

などここにあげたのが基本的に起立性調節障害の症状になります。

この中から3つ以上当てはまる場合はその可能性があります。

逆に3つ以上当てはまらなければ、普通の頭痛になります。

起立調節障害になるのはなぜ

「元々の身体の遺伝的体質があり、それに様々な心理社会的ストレスが加わって、さらに自律神経が大きく乱れてくると出てくる」と医学的には言われています。

これだと結構難しく思うかもしれませんが、身体的要素以外にも、精神的、環境的要素に問題が起こると自律神経の乱れが強くなり様々な症状が出るという事です。

それになると何で頭痛がでるの?

起立性調節障害は、小学生から高校生にかけて多い病気になります。

この時期は、体の様々な機能が大人へと変化していく時期です。この変化は自律神経系にも影響を与えるため、循環器系の調節がうまくいかなくなることがあります。

それにより、全身に行く血液がしっかり循環しないため頭痛が起きてくるのが一番多い理由です。

しかし、これだけではなく他の原因で出てくる時もあるので、これだと絞るのは難しいです。その中で今言われているのが、

1)自律神経失調

2)副腎疲労

3)腸機能低下

4)筋肉の疲労

5)栄養不足(偏り)

でも起きてくると最近では言われています。

でもどのような対応をすればいいの?

「治療方法はどんなのがあるの?」「家でできることはありますか?」と聞かれることが多いです。起立性調節障害は、子供たちだけの力で治す事は結構難しいです。

だから、家族の助けが必要不可欠になってきます。

治療方法

①非薬物療法(自宅でのケア)

②薬物療法

③環境調整

④心理療法

⑤整体

この5つが治療法としてありますが、これから話していくのは①自宅でのケアについて話していきます。

自宅でのケア

自宅でのケアでまずやることは、日常生活を見直すところから始めていった方がいいです。

最近の子供たちだと夜更かし、ゲームやスマホへの依存、食事の偏り、お菓子ばかり食べる、姿勢が悪い(猫背)などになっている子が多いと思います。

それが続いてくると頭痛を強くしたり、起立性調節障害そのものを悪化しかねないので日常生活を見直すといいと思います。

日常生活の改善とは?

 

  1. 食事以外の水分1.5L~2L取る。
  2.  塩分を1日10g~12g目摂る。
  3.  食事はしっかり3食食べる
  4.  汗をかくぐらい気温が高い場所は避ける。
  5.  日光に当たれるのであれば、10分でもいいから当たる。
  6.  動けるのであれば、ウォーキング,ランニングなど好きなスポーツがあればそれをする。
  7.  日中は出来るだけ横にならない。
  8.  就寝前にゲームやスマホはやらない。
  9. 長時間の起立はできるだけ避ける。
  10. 起床時に急に立ち上がらない
  11. 甘いものは、極力控える。

これらを主に気をつけてもらった方がいいです。日常生活の改善になり、症状を緩和させていきやすくなりますのでやってみてください。この中でも一番大切になってくるのが水分と食事、栄養面です。

水分と塩分を取った方がいい理由

起立性調節障害の子どもは、自律神経が乱れて血液の循環が悪くなり頭痛が出てきます。水分を取らないと余計に状態を悪化させてしまうので、飲むようにした方がいいです。

水分と塩分を取るようにすることで循環している血液量を増やすことができ、頭痛を減らしていく事につながります。

目安としては、食事以外2Lの水分と、食事を通して10gの塩分です。

1日3食はしっかり食べてもらって、朝起きられずに朝食を抜かしてしまうとその分不足してしまうので、意識的に摂るようにしてください。

栄養面を気にした方がいい理由

身体が疲れてきたとき、私たちの行動の選択肢は大きく分けて2つあります。

1つ目は、身体を休める事です。早めに寝る事や、昼寝をすることも一つの手段です。

もう1つは、栄養を摂ることです。その中でもビタミンを取るようにしていった方がいいです。食事でなかなかとれないのであれば、サプリ栄養剤などで補給することも手段です。

これがなかなかできていない人が多いです。しっかり栄養を摂ることで筋肉の疲労や神経や循環器系が正常化されてくるので、症状が緩和していきます。

身体を動かした方がいい理由

自律神経系というのは、血液循環や心臓、内臓を意識しなくても生きていくうえで必要な活動が出来るように、体の状態を調節しています。

目を覚ましてからもベッドなどでゴロゴロしている時間が長いと、自律神経はだんだんと働きが悪くなって、血液の循環が悪くなり、頭や内臓に血液がいかなくなると体がどんどん疲労していきます。

すると、さらに頭痛が起きてくるので悪循環になります。

だから、日中は体を横にしないようにしてください

どうしても立ち上がることができないのであれば、椅子やソファーに座るだけでもいいですし、寝たい時は上半身をあげるようにするなどして頭の位置を心臓よりも高くするといいです。

頭の方に血液を送るための調節を自律神経が忘れないようにすることが大切です。

学校との連携を取る

日常生活を改善していく中で症状がひどく、学校へ行けない子供たちの場合は、学校と連携を取ることをお勧めします。

なぜかというと、心理的問題が学校に行くことで起きている可能性があるからです。

なので、学校と積極的に連携し、疾患特性、学校生活での注意点を教師、に理解してもらうことで対応策が練れるとともに、子どもの心理的ストレスを軽減することができます。

保護者様、学校関係者がODの発症機序を十分に理解し、学校との連携を深め、全体で子どもを見守る体制を整えることが大切だからです。

まとめ

起立性調節障害の頭痛は、主には身体的要素以外にも、精神的、環境的要素に問題が起こると自律神経の乱れが強くなり様々な症状が出るということになります。

だから、心の問題体の不調も原因であることを、家族や学校側が理解するようにした方がいいでしょう。 急いで頭痛を治そうとしても、普通の頭痛と違うので焦らずゆっくり治療していく事が大事です

まずは、日常生活を変えるところから始めてください。

そこを変えるだけでも良くなる可能性はあります。

次に学校の協力を得ると、ご家族の負担は減らせるので、しっかり伝えましょう。

症状について詳しくはこちら

起立性調節障害

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